LAN
LAN・共有の知識と実際
最終更新:'09.05.17
家庭内LANの知識と実際

家庭内LAN、SOHO LANの
ご相談は
家庭内LANのご質問は
mty-sugitani@dol.hi-ho.ne.jp

1.子機の設定
  子機(無線LANアダプター)は、カード型と、USB型がある。
付属のCDからドライバーをインストールした後でカード(又はUSB)を装着する。
インストールが成功すると、「接続」の画面で、無線LANアイコンが生まれる。 (同時にデバイスマネージャのネットワークアダプタの項にアダプタの品番が載る) 親機と接続前はアイコンに赤い×印がついている。
  アダプター付属のユーティリティで接続するが、ユーティリティを使わず、Windows XPの無線LAN機能だけでもつながる。
タスクにある、”利用できるネットワーク”をクリックすると、無線LAN選択画面になり、接続ボタンが右下に現れれば、それを
クリックすれば接続される。 親が暗号を仕掛けていれば、それの入力促進のダイアログになるので、入力すればよい。成功すると無線LANアイコンの赤い×印は消える。
  最近は、無線LAN11g/bが内蔵しているノートPCが増えているが、ドライバーをインストールしなくてもよく、またユーティリティも 無いが、同じ要領で接続できる。
2.ホットスポットでの子機の設定
  公共施設等のホットスポットで、モバイルPCからそこの規約に従って無線LANを利用することができる。そのためには
  親が暗号を仕掛けていれば、それの入力促進のダイアログになるので、暗号や事前共有キーを入力すればよい。
ホットスポットの情報(SSID)や暗号は、一度つながってしまえばPCに記憶され、”利用できるネットワーク”の画面のところで
全部のアクセスポイントが表示されるので、選択して実行すればよい。
  カードを抜いたりすると、カードを再挿入しても切れていることがあるが、デバイスマネージャでネットワークアダプタの項でドライバーの存在を確認して修復することが出来る。
('09.5.17 M.S)
1.無線LANルーターの場合
  無線LANルーターには、ルーターの中にアクセスポイントが入っているので、ルーターの設定画面の中の無線LANのページから行えばよい。
ブラウザのURLに当機のアドレスを入れて入り、その中で @ 暗号化のためWEPキー、WPAの場合は事前共有キーを入れる。
A ステルス(SSIDを隠す)機能は家庭内LANでは使うことは少ない。
※ NTTのルーターは、標準でステルス機能がオンにしてあるので、テスト段階ではオフにする必要がある。)
※ ルーターに入るには、ユーザー名は”root”、パスワードは”なし”である。テスト終了後パスワードを定め入力し、それを忘れないように控えて置く。
2.アクセスポイントの場合
  BUFFALOは、親子が同じであれば、AOSS機能でスイッチ一つで暗号を含めて設定される。
BAFFALO以外でも、親子とも同じメーカーなら暗号を使わなければ殆ど無設定で簡単である。
アクセスポイントの設定は、設定用パソコンにいったん固定アドレス(例えば192.168.1.3、)サブネットマスク(255.255.255.1)を入れて、
親機のデフォルトのアドレス(例192.168.1.230)との間で最小限のLANを構築し、ブラウザ使って設定画面に入り、暗号等を設定することになる。
※ アクセスポイントに入るには、ユーザー名は”root”、パスワードは”なし”である。テスト終了後パスワードを定め入力し、それを忘れないように控えて置く。

('09.5.17 M.S)
1.有線LANと無線LANの違い
@ 有線・無線混在型にLANを模式的に書くと、有線LANと同じ図になる。 ただ、共通路を構成する要素が、HUB(ハブ)とLANケーブルの他にアクセスポイント(親機)と無線LANアダプタ(子機)が増える。
A 有線LANは1つのLANケーブルは1つのLANポートを使用するのに対し、無線LANは1つのアクセスポイントに同時に多数のPCがアクセスすることができる。
B 無線LANは、有線に比べてスピードが遅い。
C 無線LANは電波状態でつながりにくく、切れやすい。有線LANは確実で、通信中に切れるようなことは全くなく安心できる。
D 無線LANは、当事者以外がLANに侵入が可能なので、家庭内LANといえども、最小限、64ビットWEPの暗号キーを設定しておくのが常識。
2.無線LANアクセスポイント(親機)の設定
アクセスポイントの設定は、パソコンをつなぎ、機器のプライベートアドレスにブラウザで入り、トップページ設定画面の中で、無線LANメニューを選び設定を行う。
無線LANのアクセスポイントは標準では、無線LANアダプタが付いたパソコンからのアクセスですぐにつながるようになっているので、実際には次の機能を組み合わせて発見され難く、つながり難くしている。

(1)アクセス・ポイントを発見され難くする − 機種によりどちらか
  (a) ESS−IDのステルス(隠す)機能
”ESS−IDを発信しない”に設定
  (b) ANYアクセス拒否の機能
”応答しない”に設定
  ※ESS-ID (またはSSID)は32文字以内の英数字で構成

(2)特定のパソコンしか接続できないようにする
  全機器に付いているMACアドレス(2文字×6個)を指定して制限する。
   実際に使われているケースは少ない。

(3)通信を暗号化する
  <無線LANの暗号化>
    バッファローの無線LANルータ WER−A54G54の場合
  @64ビットWEP   16進数10桁 暗号キー
  A128ビットWEP   16進数26桁 暗号キー
  BWPA−PSK TKIP  16進数64桁以内の事前共有キー
  CWPA−PSK AES  16進数64桁以内の事前共有キー

  ※@からCの順に暗号強度が強くなる。
  ※WPA−PSKの暗号キーは安全のため自動的につけられ、且つ設定した時間で変化させる。そのため、親が暗号ではない長い共有キーを設定し、子はそれに従い設定する。
  ※WEPキーのビット数は、暗号部分のビット数とヘッダーの24ビット
  ※NTTの光ルータ(無線)の暗号方式はWPA−PSK(TKIP)である。
   本体の側面に書かれている事前共有キーを使う。 (RV230NE-とMACアドレス下6桁の組み合わせたもの)
3.無線LANの規格と速度
’09年9月、11nの規格がドラフトから正式規格になった。速度は300Mbpsに一本化された。
・無線LANの規格と速度( M=Mbps)
規格速度 周波数
IEEE 802.11a 54M5 Ghz
IEEE 802.11b11M 2.4Ghz
IEEE 802.11g 54M 2.4Ghz
Draft
IEEE 802.11n
20Mhzは144M
40Mhzは300M
2.4Ghzと5Ghz
  ※11bと11gは周波数が同じで上位互換性がある。
  ※11nは、'07年の電波法改正により採用されたもので、音楽や映画のような容量が大きいデータの無線LANに対応する。
  ※11nは11b/gにも対応している。

4.アクセスポイントの製品と価格
  最近のPCショップでは、アクセスポイントの品揃えは少なく、無線ブロードバンドルータとして店頭に並んでいる。   これは、ルータとアクセスポイントをスイッチひとつで切り替えて使用するものであり、価格は11b/g機能のもので9千円程度と従来のアクセスポイントと変わらない。 その上有線LANポートが複数ついているので便利。   Draft 11n対応のものは、まだ商品的に落ち着いていないようで、価格も2万円台が多いが、機能がいろいろで価格の幅が大きい。
5.無線LANアダプター(子機)の設定
   無線LANの接続は、アクセスポイントと一緒にアダプタも導入する場合は、説明書に従えば先ず問題は起こらないが、アクセスポイントが既に稼動して いる中で、アダプターを追加導入、またはパソコンが無線LAN内蔵である場合は、難航する場合が多い。親機が安易につながらないようにするステルス機能やANYアクセス拒否を設定している場合、それらを理解したうえでなければつながらないし、電波の強弱は勿論影響する。    当然、親と子が同じ無線LANの規格に有ったものを入れなけばならないが、互換制(対応)があれば問題はない。   いま一番普及している規格は54Mの11gであり、これは11Mの11bにも対応しているので、アクセスポイントは11gを採用しておけば無難。    一般的に、各社のアダプタに付いているユーティリティをインストールして接続するのが順当であるが、Windows XPからは、OSに無線LANの機能がついているので、ユーティリティなしでも十分つながる。    要領として一度でつながるとは考えないで、単純から複雑に、近くから遠くに変えて行きながらつなぐのが得策。    親子を同時に導入する場合は、親子とも、初期設定のまま接続を行い、完全につながってから、ステルス機能や、暗号キーを設定するようにする。    アクセスポイントのESS−IDは、アダプター側で自動取得されるので、入力設定する必要はない。
<親と子が同じメーカーの場合>

@無線LANアダプターを装着し、ドライバをインストールする。
   これにより、有線LAN時より変化する部分はつぎの通り
  ・コントロールパネルにワイアレスネットワーク接続のアイコンが現れる。
  ・システムプロパティのデバイスマネージャのネットワークアダプタに当アダプタ名が載る。
  ・スタート − 接続 でネットワーク接続の画面を出すと、「ワイアレス
  ネットワーク接続」のアイコンが現れ、それに赤い×印が付いている。

   ※ スタートに「接続」の項目がない場合は、スタートメニューのプロパティ を出して、カスタマイズの詳細設定タブの中で、 「ネットワーク接続」で”スタートメニューに表示する”を選ぶ。

A親のステルス機能を解除し、暗号キー又は事前共有キーをはずして トライする。つながらなければ、親のそばまでつなぐパソコンを持って きてトライする。
それでつながらない場合は有線LANを試してみて有線でOK無線はダメならば、説明書を良く読んだり、メーカーサポートに聞いて改善する。
つながれば、「ワイアレスネットワーク接続」 のアイコンの赤い×が 消えている。同時にタスク下段にDHCPにより割当てられたIPアドレス が表示される。 B次に設置予定場所でトライする。これでつながらなければ、無線より有線LANにするほうが良い。
Cつながれば、ステルス機能を戻し、親の暗号キー等を戻し、子の暗号キー等を設定してトライする。
  ※バッファローのAOSS機能では、子機の同機能をONにし、アクセスポイントの「AOSSボタンを」押すことで、自動的に暗号化の設定がなされる。

<親と子が異なるメーカーの場合>

上記の親子同じ場合のつなぎ方の他に留意する点は、親がどのようなステルス機能や暗号化をしようとしているかを理解することである。
当然、親の無線LAN規格を知り、それに対応する機種を採用しなけらばならない。

● Windows XP OSだけでつなぐ (XPのSP2の場合)
   @ 前述の子機が正常にインストールされたあと、前述のネットワーク接続画面でアイコンに赤い×が付いている場合、その画面の左側ネットワークタスクの中にある”利用できるワイアレスの表示”の項目をクリックすると
「ワイアレスネットワークの選択」の画面になる。
   A その画面右下の接続ボタンを押すと、しばらくすると、赤い×印は消え、タスク下段に割り当てられたIPアドレスなどが表示されるようになる。
   B 親がWEPキーなど暗号を設定している場合はウィンドが開いて、暗号キーをいれるよう要求があるので、その通りにすると開通し、アイコンの赤い×印は消える。
● ユーティリティでつなぐ
  前述の子機とユーティリティが正常にインストールされたあと、前述のネットワーク接続画面でアイコンに赤い×が付いている場合
  @ デスクトップの右下タスクトレーから子機(LANアダプタ)のユーティリティを起動してその画面のなかで、アクセスポイントの名前を選択して実行する。
   A 親がWEPキーなど暗号を設定している場合は、ユーティリティの中で暗号キーをいれるよう要求があるので、その通りすると開通し、アイコンの赤い×印は消える。
6.アダプタの製品と価格
無線LANアダプタには、PCカード型とUSBアダプタ型がある。
価格的には11g/bの専用でPCカード型は3千円程度。USBアダプター型も同じくらい。
11a/b/g対応のものは2千円ほど高い5千円程度。
7.無線LANは混在が良い
  無線LANはコードレスで便利、台数制限なしだが、遅いことと安定しないことが問題で、有線LANは確実で安心である。
  無線LANだけを導入するのは得策ではなく、ルータのLANポートの一つにアクセスポイントを設置するか、LANポートのある無線ルータを導入して有線・無線を混在させるのがよい。
光ルータ RV-230NE にはオプションで無線LAN親機の機能があるが、それをレンタルしないで、ADSL時代からのcoregaの親機を利用している。 台になっているのは、4ポートのスイッチングHUB。
('08.7.3 M.S)
  このたび、わが家に光が、Bフレッツが入った。マンションタイプで、VDSL方式である。設置された機器の品番は、RV−230NE。一体型で、配線がたいへん すっきりした。
  複合機だけに今は”ひかり電話対応ルータ(VDSL装置内蔵)”と実に長く、うまい名前はまだない。ADSLモデムのような短くて意味のある呼び名が定着 するのはいつになることか。ここでは便宜上、”光ルータ”と呼ぶことにする。
※VDSL(Very high-bit-rate Digital Subscriber Line):xDSLの一つ。1対の電話線を使って通信する。ADSLと同じ非対称であり、伝送速度は下りが13Mbps〜52Mbpsで、上りが1.5〜2.0Mbpsである。
1.インターネット接続の変遷
加入電話 − ISDN − ADSL − Bフレッツ
<メタル&光ファイバ − NTT>
インターフェイスAかDか最高速度
モデムアナログ54K
TAデジタル 64K
ADSLモデムアナログモアV 上り5M 下り47M
モアU 上り1M 下り40M
光ルータデジタル100M
    ◆K=Kbps、M=Mbps
<ケーブル会社>
インターフェイスAかDか最高速度
ケーブルモデムアナログ160M
2.光ルータの機種(NTTのBフレッツ設定ガイドより)
戸建て向き・ひかり電話対応ルータ(回線終端装置内蔵)
・回線終端装置+PPPoE対応ルータ
マンション向き・ひかり電話対応ルータ(VDSL装置内蔵)
・宅内端末装置+PPPoE対応ルータ
※ 他にルータが無いタイプ、050IP電話対応のタイプがある。
3.サービス利用料比較
NTT回線の場合プロバイダー料金含まない
回線サービス名月額利用料機器利用料
●Bフレッツ
 ファミリータイプ
4,305円945円5,250円
●Bフレッツ
 マンションタイプ
VDSL方式 プラン2
2,625円
368円2,993円
●フレッツADSLモアV 2,475円 490円 2,965円
●フレッツISDN 2,520円TA(購入) 2,520円
●加入電話1,680円モデム(購入)1,680円
※Bフレッツファミリタイプは、 他に屋内配線使用料800円かかる
   ・ファミリータイプは、終端まで1G(ギガ)宅内100M(メガ)のハイパー〜と、通して100Mのニュー〜のタイプがある。(料金は同じ)
※Bフレッツは、他にひかり電話基本料525円と機器使用料473円がかかる
   ・従来の電話の場合は、加入電話基本料がかかる
※フレッツADSL、フレッツISDNはマイラインプラスとセットの場合の割引料金
※フレッツADSL、フレッツISDNは他に加入電話基本料がかかる
※加入電話は2級局、 住宅用

ケーブルTVの場合 − プロバイダー料金含む>
●J:COM NET
   ウルトラ160Mコース 7,350円 (J:COM PHONEとパック)

4.最新の光ルータの役割 ( RV−230NEの場合)
@ VDSL装置
A ルータ
B ひかり電話装置
C スイッチングHUB (4ポート)
D 無線LAN親機 (オプション)
    (専用無線LANカードを上部の
    スロットに差し込む)





5.Bフレッツ導入時に戸惑ったこと
当日NTTが来てルータをいじっているので、かなりやってくれるのかなという期待は裏切られた。VDSLの設定とひかり電話の開通だけが基本作業のようで、 インターネット接続のためのルータ設定はいっさいかかわらず、接続ツールを見てやってくださいとのこと。
まず、カラー刷りの設定ガイドに基づき、専用CD−ROMで行う。これを実行し、途中”機器設定用パスワード”を自分で決めて入力し、次に登録情報を入れる画面で、ユーザー名と接続パスワードを入れて進めたが初回は失敗した。
これは、導入契約完了日と工事日との間が短く、プロバイダーの書類が間に合わなかったため、ユーザー名がADSLとBフレッツでは変わっていたのを無視したからであった。
接続ツールは前日までの分に加え、当日は、RV−230NEの「取扱い説明書」が加わり、それらを読んでも開通させられなかったため、結局プロバイダーとNTTの両方に電話で聞くことになった。
プロバイダーには、ユーザー名が光になると変わるのでといわれ、NTTには、ツールで書いてある方法、簡単設定ツール(CD−ROM)ではなく、ブラウザに 192.168.1.1を入れて直接、RV−230NEのWEB設定ページに入る方法であったが指示にしたがって無事開通した。
WEB設定のページに直接入って設定することができる。入るにはユーザー名、パスワードが必要だが、ここでのユーザー名は user であり、パスワードは、初回設定時に”機器設定用パスワード”として入れたものを用いる。
  ( 後で、取扱い説明書を良く見ると、直接入る方法も書いてあった)

当初のCD−ROMによる簡単設定ツールだけで開通した場合でも後日、どこにアカウントが登録されているかを知っておくことが大切であり、そのため、光ルータの設定画面を把握すること、そのため当初自分で入れた”機器設定のためのパスワード”は絶対忘れてはいけない。
6.Bフレッツになって意外だったこと
 ・ 0570(ナビダイヤル)など接続できない番号が沢山ある。
 ・ NTTのBフレッツ料金がプロバイダからプロバイダ料金と合わせて請求がくる。
 ・ 050IP電話は別の契約をしなくては使えなくなった。
 ・ これまで、施設負担金7万2千円の権利があったが、今回ひかり電話になった契機に、一方的に解消されてしまった。
※ '08.9.9からひかり電話から0570(ナビダイヤル)への通話が可能になった。他の番号は引き続き努力するとのこと。
('08.6.3 M.S)
  LANはファイル共有(各種ディスク共有)、プリンタ共有だけでなくインターネットを一つのアカウントで各端末から同時に利用できる。 ネット接続の共有といえる。
1.プライベートアドレスとグローバルアドレス
ルータを境に内がプライベートアドレス外がグローバルアドレス、また内側をLAN(Local Area Network)といい、外側をWAN (Wide Area Network)という。
ルータにはP・AとG・Aが一つずつ付く。
2.アドレスを中継する機能、IPマスカレード
WAN側からはルータだけが見えればよく、LANの端末(ユーザー)のプライベートアドレスは見えなくてよい。それでもユーザーに間違いなく届く。
これは、プライベートアドレスがいくつあっても、一つのグローバルアドレスに見せかけて中継・仲介する”IPマスカレード”というルータの機能による。
LANの模式図
3.常時接続は公衆回線の専用線化
企業では、離れたLANとLANの間、あるいはアクセスポイントのために専用回線をひくことが普通であった。これはトータルの通信料の低減、 常時接続の便利性から必要であった。
今は、個人の公衆回線であっても、プロバイダーの定額料金制を契約することで、専用線の常時接続と同じ効果が得られるようになった。
4.グローバルアドレスもDHCPで取得
グローバルアドレスのDHCP(アドレスの自動取得)機能はルータに標準設定されている。
導入後のルータは電源が入れば、順次システムが作動し、プロバイダにつながり、IPアドレスを取得し、WANと常時接続状態になる。
なお、プライベートアドレスのDHCP機能は端末(パソコン)に標準設定。
5.ルータに設定された自分のアカウントはどこで見る?
導入時、ルーターの設定は付属の接続ツールにより、自分で行うか、業者にまかせてしまうため自覚がない。
ルーターは殆どが標準設定で済む様になっているため、入力設定項目は、アカウントぐらいであるが、そのアカウントがどこに 設定されているかが分からない。
見方は次の二つの方法がある。
@ ブラウザ(I.E)を使い、URLを192.168.1.1で見る。
  ルーターのプライベートアドレス192.168.1.1を入れ実行すると、ユーザー名とパスワードの促進画面になる。
  そこで、ユーザー名を” user”、パスワードは当初、接続ツールのウイザードで使ったパスワードを入れる。
    ルータのトップページになる。
  トップページのメニューの基本設定 − 接続設定 で設定画面が表示される。

A マイネットワークのタスクから見る。
  タスクの ”ネットに接続しているUPnPデバイスのアイコンを表示する”をオンにする。
  ルータのアイコンが現れるので、そのアイコンをダブルクリックする。
  しばらくして、ルータの設定のためのトップページ表示される。
  トップページのメニューの基本設定 − 接続設定 で設定画面が表示される。
  確認後は”UPnPデバイスを非表示にする” をONにして戻しておく。
(08.5.15、 M.S)
家庭内LANの場合、特にWindows XPのもとでは、ファイル共有・プリンタ共有は簡単な操作で殆ど無設定で利用できるようになっているが、 下記の仕組み・環境のもとで行われていることを最小限理解しておきたい。
1.ルータ接続である。
スイッチングHUB内蔵のルータを導入し、各機器はHUBのポートにLANケーブルでつなぐ。……内側のルータ接続即ちLAN
※ スイッチングHUBとは、どのポートとどのポートが通信中なのかを調べて、機器を切り変える中継器。使ってないポートを切り離しする機能もある。
※ LANケーブルは、UTPケーブル、Ethernetケーブルとも呼ばれる。 ※ Ethernet規格:10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T ※ Tはツイストペア(縒り対線)の略 ※ ケーブルの品質:カテゴリ3、カテゴリ5、カテゴリ5E(現在主流)   家庭内LANを絵に描くと、ルータの傘下に複数の機器が色々な距離と方法でつながっているが、模式的に書けば、1本の太い直線に、 全機器が等距離でつながる単純な形になる。
LANの模式図
  直線は全機器の共通路であり、具体的にはHUBとLANケーブルでつくられる。 機器からHUBまでのLANケーブルは専用の線に見えるが、実は共通路である。機器の電源が入ってなくても同じである。
  スイッチングHUBが使ってないポートを切り離すというのは、経路の短縮のため大切な機能であることが分かる。
2.IPアドレスが自動取得になっている。
  各機器が、LAN上で働くためには、IPアドレスが必須であるが、あらかじめ付いているわけではない。
  DHCP(Dinamic Host Config Protcol )と呼ばれる自動取得により付けられる。
  LAN上のIPアドレスは、WANと呼ばれるインターネットと同じ32ビットのものが割り当てられる。IPアドレスは32ビットを8ビットずつ4個にわけ、
10進数で いい表すため、1個は0から255までの値を持つ。
LAN上アドレスは、プライベートアドレスと呼ばれ、普通のクラスでは、192.168.X..X と決められている。
Xのところは、LAN毎にルータの設定により決められる。
したがって、各LANでは同じような番号が使わることになるが、ルータの内側だけで使用されるため問題が起こることは無い。

  プライベートアドレスは自動取得するか、入力して固定アドレスにするかの選択になるが、標準は自動取得であり、この方が一般的である。

※ 自動取得とは、各PCがネットワーク利用の際、ルータにアドレスを要求し、ルータはDHCPサーバ機能により、192.168.1.2のようなプライベートアドレスを機器に割り当てる。
ルータの設定で前の3個の数字は変わらず、最後の値はルータの設定した範囲の番号が順番につけられる。(標準は、ルータを1番とし、2から順番につけられる。)
※ 動的アドレスというものの、機器に与えられるアドレスは、最後の番号は電源を切って次回アクセスしても同一番号が与えられる。

●自動取得の確認または固定アドレスの入力場所は
  <WindowsXP SP2 HomeEditionの場合>
   スタート − 接続 − すべての接続の表示 − ローカルエリア接続 のアイコンを右クリックで プロパティ をクリック
「ローカルエリア接続のプロパティ」を出し、インターネットプロトコル項目をアクティブにし、そのプロパティをクリックし、自動取得側になっていることを確認
   同時に、DNSサーバーのアドレスも自動取得になっている。
   他に、 サブネットマスク :255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.1.1
   が自動的に設定される。
  ※ サブネットマスクとは、論理積により、LAN上にあるすべての機器のIPアドレスを前の3個はそのままにし、最後の1つを0に変えて、
   ネットワークアドレス(192.168.1.0)を作り出す工夫である。
  ※ デフォルトゲートウェイとは、LANとWANの関所の役割をする標準のものという意味で、ルータのこと
3.使用PCのIPアドレスはどこでみる
(1)XPの画面で
    スタート − 接続 − すべての接続の表示で 「ネットワーク接続」とし右側のLANのアイコンをクリックし、「ローカル接続の状態」の [ サポート]タブで見る。
(2)コマンドで
    スタート − すべてのプログラム − アクセサリ − コマンドプロンプト でコマンド画面を出し、 ipconfig を実行し、IP Address を見る。

( 08.4.3 M..S )
<WindowsXP SP2 HomeEditionの場合>
1.ファイル共有とは
ファイル共有とは、パソコンの中にあるファイルを、同一LAN上の他のパソコンから使用すること。
ファイル共有はフォルダ共有であり、フォルダの中にあるファイルやサブフォルダが対象になる。 共有はフォルダ単位だけでなく、ドライブ単位、 ディスク単位も可能である。
Windows XPから設定が簡単になり、下記のように殆ど無設定で利用できる。
2.ファイル共有のための条件・状態
  ・ワークグループ名を同一にしなければならない。
   マイコンピュータを右クリック、プロパティをクリック「システムのプロパティ」 のコンピュータタブを開く。
   その変更ボタンからワークグループを変更して同じ名前にする。
    標準のワークグループ名は、HomeEditionはMSHOME、ProfessionalはWORKGROUP     であるので、PC数の多い標準のものに合わせる。(大文字小文字は問わない)
    (ワークグループ名は、コントロールパネルのネットワークセットアップウィザードの中で
     設定することも出来ます。)

  ・使わせる側のPCが起動していること。
  ・ルータ接続でインターネットを使っていること。
3.使わせる側のPCの準備と設定
  ・共有させるフォルダを決め、不必要なファイルを除く。
  ・フォルダの右クリック、共有とセキュリティで「何々のプロパティ」を開く。
  ・ ”ネットワーク上でこのフォルダを共有する”にチエックをつける。
    (フォルダに手のひらマークが付く)
4.ファイル共有、使う側はどこから何をする
  ・マイネットワークを開く。
  ・上記の状態ができていたら、右側に共有可能なフォルダが 表示されている。
  ・そのフォルダを開き、必要なファイルを使用する。
5.共有フォルダが現れないなら
  ・使わせる側が共有設定しても、すぐにはアイコンが現れないでしばらく待っていると現れる。
  ・出ない場合、タスクにある”ワークグループのコンピュータを表示する”を実行して調べることもできる。また、再起動をやってみるとよい。
  ・セキュリティソフトが影響する。
   「ウイルスセキュリティ」は機能を無効に しておく必要がある。
  ・Windows ファイアウォールには「例外」があるが、ファイル共有・ プリンタ共有は標準設定で例外になっているので確認だけで良い。
  ・OSが混在すると共有は難しい。一方は見えるが、片方向は見えないことも起こる。
6.共有をうまくやるために
  ・LAN上でワークグループは必ず同一、コンピュータ名は必ず別名!
    コンピュータ名は、共有フォルダと共に表示されるので、分かり易く て区分できる名前に変更するほうが良い。
  ・XPには、Cドライブのルートの位置に手のひらマークのある 「共有ドキュメント」が標準で存在する。これは使っても使わなく ても良い。
  ・フォルダ名の長さはWindows XP間なら制限はない。しかし 他のOSが混じる場合に備えて、なるべく短い方が良い。 12バイト以内といわれる。(全角なら6文字以内)
  ・共有ファイルを編集する設定もできる(共有するを設定する同じ場所で) が、しないほうが無難。
  ・マイネットワーク上の共有ファイルは、相手が電源OFFで使用出来なくなる ので、デスクトップにコピーしで使用するのが良い。その方が心配なく自由に編集もできる。
  ・共有フォルダは、ツリーのどの階層にあっても良いが、 後で 探しにくい。なるべくデスクトップにコピーで作ったほうが良い。
   (’08.3.7 M.S)
<WindowsXP SP2 HomeEditionの場合>
1.プリンタ共有とは
   LAN環境において、LAN上の一つのパソコンにつながっているプリンタを LAN上の各パソコンから使用すること
   WindowsXPになってプリンタ共有はやりやすくなって、次のように殆ど設定する ところはない。
2.プリンタ共有ができる条件・状態
  ○プリンタを持つパソコンの条件・状態
   ・ ドライバがインストールされている。
   (スタート − プリンタとFAX で )
   ・プリンタアイコンが共有状態 (手のひらマーク)である。
   <やりかた> プリンタのプロパティを右クリック − 共有タブ − ”このプリンタを共有する”
  ○プリンタを持たないパソコンの条件・状態
   ドライバのインストールは不要
   ” プリンタを共有する”の設定も不要
  ワークグループも一致しなくて良い
   ”ネットのプリンタか他のコンピュータに接続しているプリンタ”になっている。
    ※初回は、プリンタ画面のタスクにある”プリンタのインストールを”をクリックし、 ウィザードにしたがい、この設定を行う。
     プリンタを参照するをクリックすれば、自動的に検索しプリンタアイコンが発生する。
     そのアイコンで”通常使うプリンタ”に設定する。(通常で使うプリンタのチェック印がつく)
3.プリンタ共有かプリントサーバか
  この二つはネットワークプリンタと呼ばれる。プリントサーバはこぶし大の機器で、プリンタからでたUSBケーブルがこれに入る。
もう一方は、LANケーブルでHUBにつながる。プリンタ共有はこういった機器は不要。
  プリンタ共有  プリントサーバ
パソコンの電源ON不要
LANとの接続不要
費用ゼロ 9千円(双方向)
   ※ セキュリティソフトがファイル共有、プリンタ共有をさまたげることがあるので事前に、セキュリティの機能を一時的に無効にしておく。 ソースネクストのウイルスセキュリティはそれに該当する。ノートンはOKである。ウィルスバスタもOKである
(’08.1.22 M.S)
このページにはいれるパソコンユーザーは、ネットと各パソコンの間は、ルータ型回線装置を介して、有線か無線のLANでつながっているはずです。 以前、モデムかISDNしか無かった頃にインターネットをやりはじめ、そのままというユーザーを除けば、パソコン1台でも殆ど全部ルーター型のLAN接続 になっていて、知らずにLANを使っているのです。
家庭にパソコンが2台3台有ってLANを使っている環境で、そのうちの1台2台のパソコンが電源OFFの状態であることと、パソコン1台のユーザーは全く変わら ないと言う訳です。 LANが既に入っているなかで、いまさらLANの奨めというのもおかしなことですが、ここで言いたいのは、便利なファイル共有、お得な プリンタ共有など、LAN利用面をもっと奨めることと、自動的に与えられているLAN環境を少し詳しく知って、家庭内LANを出来るだけ手の内にしてみようと いうユーザーを増やすことにあります。
そして家庭内利用のLANの形は、そのままSOHO、商店などの小規模LANに応用でき、安価で簡単な業務用LANが構築できます。
LANの設定のしかたや作業手順は、OSにより大きな違いがあり、Windows XPになってようやく簡単に誰でも使えるようになりました。07年現在世の中で使われ ているパソコンは殆どがXP機となっていると思われます。したがってWindows XPのうちに家庭内LANをきっちりと覚えることが大切です。そして、07年2月発売開始 のWindows Vista機が混在してくるこれからの環境にもスムーズに対応していけることになります。
また、LANでファイル共有などを試みる内に、フォルダとファイルのこと、インターネットとIPアドレスなど、コンピュータと通信の基礎を知らぬ間に得られます。
(’07.12.01 M.S )